鎌倉に行きたくなる本-ツバキ文具店

時間潰しに本屋さんに入りました。
本屋のスタッフさんが書いた、本の紹介のポップが好きで、それによって買って帰ることもあります。

ツバキ文具店

この『ツバキ文具店』は、続編らしい『キラキラ共和国』を手に取ったものの、どうもこれを読む前に知っておいたほうがよさそうなお話があることを知りました。
それが『ツバキ文具店』(著者 小川糸)です。

非常に読みやすいです。
鎌倉に行きたくなります。
文具類好きにはたまりません。
ワクワクします。
そして、誰かにお手紙を書きたくなります。

本にしろ映画にしろ、タイトルや作者よりイメージで覚える私は、同じ本を買ったり、同じ映画を観たりします。
途中で、あれ?この場面、覚えているわ!となり、2度め、3度めのチャレンジだと気づきます。
本については、ブクログアプリで忘れないよう管理しています。
ブクログの本棚に入れるとき、手元にあるものは『積読』まだ手元にないけれど読みたいものは『読みたい』とします。
もちろん、『いま読んでいる』『読み終わった』も使っています。

そんなわけで、今回は知らないモノやコトや言葉や漢字は都度、ググって、メモアプリに記録しました。
23個、収集しました。
それ以外にも小説ならではの、登場人物の考え方や感じ方もしっかり意識して読みました。
実生活において出会う人はそう多くはないでしょう。
小説を読むことで自分がなかなか出会わない人と出会います。
世の中にはいろんな人がいて、いろんな人生があって、いろんな考え方や感じ方があることを知り得ます。
また、対人関係へのヒントがたくさん転がっています。
コミュニケーションが苦手な人は小説を読むのもひとつだと思っています。

『ツバキ文具店』に登場する人たちはみな、とても良い人たちばかりです。
何かの折に、今ままで感じていた人とは違う一面を知ることもあり、それによって今までのわだかまりがすっと解けていきます。
とても優しい気持ちで読み終えた『ツバキ文具店』
続編の『キラキラ共和国』が楽しみです。

『ツバキ文具店』に出てきた言葉。
『吾唯足知』があります。

内的な可能性や現状の成果に感謝をすること

また、

満足することを知っている者は貧しくても幸せであり、満足することを知らない者はたとえ金持ちでも不幸である。

他にもいろいろな解釈が見られます。

元々は老子の『知足者富』のようです。

満足することを知っている者は、心豊かに生きることができる

そして、いろいろググって、京都の龍安寺にある蹲踞(つくばい)を見に行きたくなりました。

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