11月ごろ、偶然、見つけたブックサンタ2019
ブックサンタ2019は「厳しい環境に置かれている全国の子どもたちにイブの夜、サンタクロースが絵本を届ける」という新しい社会貢献活動です。
絵本を届ける点に共感し、どこかの可愛らしいお子さんに絵本を届けたいと思います。
ブックサンタ2019を取り扱っている本屋さんに出向く時間が見つけにくかったので、オンラインショップでプレゼントする絵本を注文しました。
私が選んだのはスイミーです。
我が家の子どもたちが小学生のとき、音読の宿題で順番に何度も耳にした「僕が目になろう」です。
あの頃の子ども特有の、なんでも一生懸命な、身体中から声を出して読む、そのさまが可愛らしく頭に残っています。
スイミーはみんなで協力して困難に立ち向かうこと、広くて深い海の中で孤独を感じながらひとりさまようスイミーがいろいろな魚たちと出会うことで成長していく様子、自分だけ色が違う、その個性を生かすこと、スイミーの力強さが描かれたいるお話です。
私はとても好きなお話なのです。
ですが、今、思えば、多分、大抵の公立の小学校では国語の教科書にスイミーが教材として使われているかも知れません。
もっと違うもの、もう少し小さなお子さま向けのもの、そんな絵本を選べば良かったと注文してからちょっと後悔しました。
来年はもっと違うものを選びたいと思っています。
そして、数日前にブックサンタ2019事務局からサンクスレターとステッカーが届きました。
クリスマスイブに届けられるとのこと、スイミーが届いたお子さんが喜んでくれるといいな。